2019年から2021年にかけて開催した「明治学院 日本はじめて物語」展(第四集)を、顧みる展示です。当時の展示パネルを再び掲げ、学院ならではの「日本はじめて」の事柄やそれを成し遂げた人物たちを改めてご紹介いたします。
展示ケースでは、パネルで紹介された人物のうち、文学者の佐々木邦(ささき・くに、1883-1964)と発明家の安藤博(あんどう・ひろし、1902-1975)に焦点をあて、過去の展示では出陳が叶わなかった資料や新収資料とともに彼らの魅力をお伝えします。佐々木は日本最初のユーモア作家、安藤は「多極真空管」の発明(後に無線通信・ラジオ・テレビ・FAX・レーダーなどに発展)をした人物として知られています。異なる分野で活躍をした二人ですが、生み出した「小説」と「発明」は、ともに多くの人々を楽しませるものでした。また母校を誇り、学院生活にまつわるエピソードや後輩たちに向けた数々の言葉を残しています。ぜひ皆さまにも、彼らの作品や言葉に触れ、楽しんでいただきたいと存じます。
◇会期
2025年4月24日(木)~8月22日(金)
※会期が変更となる場合がございます
※開室情報は展示室開室カレンダーをご確認ください
◇会場
明治学院歴史資料館展示室(明治学院記念館1階)
戻ってきた、明治学院日本はじめて物語 佐々木邦と安藤博展フライヤー(クリックすると表示されます)